（お得なソフトの紹介）

（2004/10/15更新）

	ＳｈｉｆｔＴｉｍｅ　（作者・井上　博計）：デジカメ写真　作成日時ずらす （http://www.be.asahi.com/20040918/W16/0038.html　より転記：2004/9/25）
	たくさんたまってしまったデジカメ写真ファイルを管理する際、ファイルのタイムスタンプ（作成日時情報）のズレや狂いに悩むことがよくあります。例えば、デジカメ本体の内蔵時計が一時期狂っていたために、撮影順通りに整列できない。海外で撮影した写真が現地時間で記録されたため、帰国後のファイル整理のときに時差が出た。写真を編集しているうちにタイムスタンプが撮影時ではなく編集した日時に変更されてしまった……などです。 　タイムスタンプを修正するソフトは多数あるのですが、同じ日時で一括修正してしまうと、撮影の順番が区別できなくなってしまいます。複数ファイルのタイムスタンプを一括して一定時間「ずらして」くれるツールを探していたところ、このＳｈｉｆｔＴｉｍｅを見つけました。使い方は簡単。悩むことはないでしょう。 　デジカメ写真ファイルに限らず、コンピューターで扱うあらゆるファイルにはタイムスタンプが埋め込まれています。パソコンの内蔵時計が狂うと、間違ったタイムスタンプが押され、ファイルをバックアップする際、古いファイルで新しいファイルを上書きしてしまうなど、重大な事故につながりますので、日頃から注意が必要です。間違いを見つけたらこのツールですぐに修正しておきましょう。 （鐸木能光／http://takuki.com） ●入手先　http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se234409.html ●ジャンル　ユーティリティ ●対応ＯＳ　Ｗｉｎｄｏｗｓ９５〜ＸＰ
	Ｓｐｙｂｏｔ（作者・Ｐａｔｒｉｃｋ　Ｋｏｌｌａ）：スパイウェアを探して削除 （http://www.be.asahi.com/20040619/W16/0039.html　より転記：2004/6/20）
	パソコンに触っていないのに、突然ハードディスクが動き始めたり、モデムの通信ランプが点滅し始めたりしたことはありませんか。これは「スパイウェア」と呼ばれるソフトの仕業であることが多いのです。 　スパイウェアとは、ハードディスク内の各種情報をこっそり拾い集め、それをインターネットを通じてマーケティング会社などに送信してしまうソフトです。 　一般のソフトをインストールする際、細かな「使用許諾書」が表示され、「承諾」しないとインストールが先に進まないことはよくあります。実は、その承諾書の中に、情報を収集され、送信されることも盛り込まれていることがあります。「承諾」したのだから「ウイルス」ではない、というのがスパイウェア側の論理ですが、冗談じゃないですよね。 　スパイウェアを検索し、削除するソフトとして最も有名なのがこのＳｐｙｂｏｔです。ドイツ製のソフトですが、なんと日本語メニュー表示が選べます。配布サイトが海外ですし、インストール時の案内も英語なので、敷居が高いかもしれませんが、グーグルなどで「スパイウェア」をキーワード検索すると、Ｓｐｙｂｏｔのインストールや使用法を日本語で解説した複数のサイトがすぐに見つかります。 　　（たとえば、http://enchanting.cside.com/security/spybot2.html　04/10/15追加） （鐸木能光／http://takuki.com） ●入手先　http://security.kolla.de/ ●ジャンル　セキュリティーソフト ●対応ＯＳ　ウィンドウズ９５〜ＸＰ